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医院開業のご決断についてお聞かいただけますでしょうか？

私にとって「医院開業の決断」というものは何か特別なこと・特別な決断と言うよりは自然と勤務医の延長線上にあるものと考えております。どのようなことかと言いますと診察業務は基本的に勤務医と開業医の違いはないと思います。一番の違いは医師としての使命感や理念ではないでしょうか？

私の場合にはその理念を追求する道が勤務医よりも開業医の道であったということだと認識致しております。この点はコンサルタントの片野さんと医院開業について議論・検証を深めることにより自覚出来たことは感謝すべき点であったと思います。

勤務医の継続か？開業医を目指すか？というようなことでの迷いはありませんでした。医院開業について理解が深まるほど医師としての目指すべき道だと思えるようになりました。良く分からなかった医院会計については事業計画書できちんとご説明をして頂きましたので不安はほとんど有りませんでした。

医院開業コンサルタントはどのようにお決めになりましたか？

最初に医歯薬ネットイーストの片野さんと知り合うきっかけになったのはインターネットでした。医院開業コンサルタントのサイトを見たのが最初です。ホームページから問い合わせをして面談をさせていただきました。コンサルタントとの面談経験はありませんでしたの正直警戒心はありましたが、お話をしてその気持ちはなくなりました。私が医師として患者さんに接するようにご対応頂いたことが印象にあります。

具体的にはまず良く私の医院開業に対する話を聞いていただいたこと。さらに会計データをはじめ医院開業情報を開示・説明してくれたこと。医院開業のリスク・リスクヘッジの方法についての解説など・・・驚いた点は他のコンサルタントへのアプローチまでアドバイスしていただきました。どこまでも私たち開業希望医師の立場に立ったコンサルタントだと思いました。お話をしながら警戒心が信頼感へ自然と変化したように思います。

その後、具体的な医院開業物件のご紹介・医院開業事業計画書のご提案などを経てコンサルタント契約になりました。医歯薬ネットイーストの片野さんの誠実な点は私を含め医師が開業を決断するまでコンサルタント契約・医院開業の決断など一切督促をせずに時間コストを惜しまずにお付き合い頂ける点です。医院開業という失敗の許されない事業決断をする医師にとってとても大切なことだと思います。知人の医師が開業する際には是非片野さんをはじめ今回お世話になりました旭広告の冨塚さん・LYZONの鯉渕さんなど皆さんを紹介させていただきたいと思います。

ご開業について新規開業ではなく医院継承で開業をされた理由を教えて頂けますでしょうか？

最初から医院継承で開業を決めていたワケでは有りませんでした。新規開業物件も検討してみましたが、私が医院継承に決定した理由はコンサルタントの片野さんのアドバイス通り「医院理念」を基準にして検討した結果であります。一言で簡単に申し上げればご縁があったと言うことになります。結論として新規の開業より本件継承案件での開業の方が自分の開業にあっているとの結論に至りました。

医院継承開業後に気をつけている点について教えて頂けますでしょうか？

新規開業との違いについては良く検討をしました。医院継承にはメリット・デメリットがあると思います。メリットはさらなる強みになるように・デメリットは出来るだけ少なくなるようにしたいと思っています。医院継承は開業当初より一定の患者数があります。これは医院経営上のメリットだと思いますが、新規開業と違い様々な点で継承前のクリニックとの比較を患者さんはされると思います。ですので継承前に前院長先生よりご指導いただきましたことを実践することからはじめました。

出来ること・良い点は1つでも多く取り入れていければと思います。また、引継ぎ点だけではなく時間がかかりますが1つ1つ独自の業務改善も行って行きたいと思います。医院運営は地味な仕事の積み重ねだと思いますのでコツコツと取り組んでいくことが出来ればと思います。